ブドウ糖を血液中にゆっくり吸収させ、血糖値の急上昇を抑える食事のとり方
「スローカロリー」 と いう考え方が広がっている。
肥満対策や糖尿病の予防、悪化防止につながるとして注目されています。
コメや麺などの炭水化物や砂糖を食べると、小腸で分解されたり、肝臓で代謝
されたりして、ブドウ糖となる。ブドウ糖は人間にとって不可欠なエネルギー源だ。
ブドウ糖が血液に取り込まれると血糖値が上がり、同時に血糖値上昇を抑える
インスリンも分泌される。だが、血糖値の急上昇は大量のインスリン分泌を伴い、
これが体内に脂肪をため込むことにつながりやすい。
またインスリンの分泌作用が不充分で血糖値が下がらない糖尿病患者にとっても、
血糖値急上昇は好ましくない。
肥満を抑制するためにも、糖尿病の悪化を防ぐためにも、血糖値の急上昇
(食後高血糖)を防ぐことが重要なカギとなる。
そこで、血液中にブドウ糖をゆっくりと吸収させ、食後高血糖を回避する方法
「スローカロリー」が注視されている。
甘味料では、砂糖由来の「パラチノース」が注目されている。1984年に大量生産に
成功し、砂糖と比べ体内吸収に約5倍の時間がかかり、血糖値が上がりにくい
特質を持つ。このためスローカロリーに対応した甘味料として2007年ごろから
知られるようになった。